triggerhappysundaymorning

ガソリンスタンドに住みたい

英語キーボード教の殉教者

鳴り物入りで登場の世界最薄ノートPC、DELL「Adamo」の日本向けモデルは、やっぱりJISキーボード仕様なんだそうである。
なんでこうも日本仕様にこだわるのか不思議なのだが、学校の先生から興味深い話を聞いた

http://blogmag.ascii.jp/kodera/2009/03/24145214.html

小寺氏のこのエントリが醜悪なのは本当はご自身の嗜好の問題に過ぎない話を,表向き「子供たちの将来の為」にかな入力ではなくローマ字入力を教える「べきである」と主張しているからだろう.彼は同じエントリで

元々ローマ字入力の人は、英語キーボードかJISキーボードかは、記号の位置が多少違うぐらいで、慣れればそれですんでしまう。しかしかな入力しかできない人は、英語キーボードでの入力は難しい。

とも主張しているが,そうであれば101/104キーボードだろうが106/109キーボードだろうがどちらでも構わない筈である.彼の主張に沿えば憎まれるべきは「かな入力」という方式でありQWERTYを採用しているJISキーボードが文句を言われる筋合いでは無い.

恐らくは「ハイエンドでデザインコンシャスなPCのキーボードは英語キーボードじゃないとね!」と普段から思ってらっしゃる英語キーボード教信者なのであろう.子供たちの将来を出汁に自身の不満を正当化する彼の記事こそ「喜劇」的である.