triggerhappysundaymorning

ガソリンスタンドに住みたい

清志郎が死んだ

最初にRCサクセッション/忌野清志郎を認識したのは「雨上がりの夜空に」.ラジオで偶然聞いたとかそんな風だったんだけど「こんなの放送して良いのかよ?」って心配するほどエロい歌だと,女を車に例えてるからってこれはモロだろ,って思った「発射できない」ってあんた.多分厨房位に.
ところがある時,カラオケでこの歌歌ってみたら全然エロく聞こえない.歌詞だってエロい厨房が妄想逞しくすりゃ確かにヤバいけどってレベル.無論車が女の隠喩になってるんだろうけれども,それは清志郎のエロい口髭からしても絶対に間違いないんだろうけれども,自分が歌っても全然普通に車を擬人化した歌にしか聞こえない.その時になってようやっと彼の声が,彼の歌い方がこの歌をあんなにやらしくしてんだって気付いた.
ロックはそんなに詳しくないけれどもその時からロックを象徴するものが清志郎になった.そしてそれはCOVERSの発売中止や,タイマーズでの活動で揺るぎない物になった.彼こそがロックンローラー.
58なら遅いくらいじゃねえかむしろ.ロックスターは早逝するもんだろ.思い通りに生きたんだと思うから今死んだとしても納得するしかねえじゃんかさ.